電子書籍をSDカードに保存する方法やSDカードの選び方について

電子書籍を楽しむうえで、ネックとなりがちなのが端末の容量です。1冊1冊は数十数から数百MBとそれほど大きくない電子書籍ですが、それでも何冊も購入していると、あっという間に容量がいっぱいになってしまいます。

 

特にカラー漫画などファイルサイズの大きい電子書籍ばかり所持しているのなら、容量が大きくなりがちですので「これ以上電子書籍の保存が出来ない!」という危機的状況に陥る可能性もあります。そんな時の解決策としておすすめしたいのが、外部ストレージ「SDカード」の活用です。

 

しかしSDカードを使って電子書籍の保存方法ってどうやるの?など分からない場合もあると思います。そこでこの記事では電子書籍をSDカードに保存する方法について、注意点と一緒にご紹介します。

 

SDカードに保存不可の端末がある
最初に前提として、電子書籍をSDカードに保存できるのはAndroidデバイスを利用している方のみです。iPhoneは物理的にSDカードの挿入口がなく、リーダーなど特別な機器を使う場合を除いて、外部容量の追加に対応していません。

 

 

iPhoneは現状よりストレージの容量を増やすことは難しいと思いますので、もしiPhoneユーザーで容量に困っている方は、後述する「電子書籍をSDカードに保存できない場合」の項目をご確認ください。

 

電子書籍向けのSDカードの選び方

早速、電子書籍向けのSDカードを選ぶ方法から見ていきましょう。チェックしたいポイントは、大きく分けて以下の3点です。

 

  • サイズ
  • 容量
  • 速度

 

SDカードのサイズに注意

まずチェックしておくべきは、自分のAndroid端末がどのサイズのSDカードに対応しているのかです。SDカード(microSD)は一口に「SDカード」といわれていますが、実際には3種類に分類でき、それぞれ以下の通りサイズが異なります。

 

  • SDカード:24mm(幅)×32mm(長さ)×2.1mm(厚さ)
  • mini SDカード:20mm(幅)×21.5mm(長さ)×1.4mm(厚さ)
  • micro SDカード:11mm(幅)×15mm(長さ)×1.0mm(厚さ)

 

Androidスマホでは一番小さなmicro SDカードが主流ですが、端末によってはmini SDカードのみが使えるなど、差異が見られることも。自分の端末の公式ページをチェックして、どのサイズを選ぶべきか必ず確認しておきましょう。

 

また自分が使っている端末の情報が分からない場合は「設定」より「端末情報」や「デバイス情報」などより機器名(機種名)など表示されるので、機器名などを検索にかけて調べる方法がおすすめです。

 

容量の大きなSDカードがおすすめ

サイズの次に確認しておきたいのが容量です。最近では、容量が大きくても価格の安いSDカードや、HDDを思わせるほどに大容量なものも増えています。たとえば、2021年12月時点のAmazonでは、以下のようなアイテムが販売されています。

 

 

容量を気にせずとも良くなりそうな512GBでも1万円以下で販売されているケースが多く、普段使いには十分な64GBに至っては約1000円ぐらいで買える値段となっており、驚くほど安価です。

 

容量が少ない複数のSDカードを使い分けようとすると、どうしても破損や紛失のリスクが高まりますし、場合によってはコスパが悪くなってしまうこともあります。そこで64GB~と大きめのサイズに絞って、自分好みのSDカードを見つけましょう。

 

速度は遅いものでも問題ない

最後にチェックしておきたいのが速度について。SDカードは全て一緒ではなく、データ転送速度がそれぞれ商品によって異なります。値段が高くなるにつれて、データ転送速度も高くなるような傾向です。

 

電子書籍を目的としてSDカードを選ぶ場合、データ転送速度は遅いものでOKです。むしろ、高速を謳わないSDカードをあえて選ぶことで価格を大きく抑えられます。動画やゲームに活用する予定のない方は、サイズと容量にのみこだわり、安価にSDカードを手に入れてください。

 

電子書籍をSDカードに保存可能なサービス一覧

最近では、多くの電子書籍サービスがSDカードでの保存に対応しています。以下はほんの一例です。注意点としてコミックシーモアのように、本棚アプリそのものは端末にしか保存できず、購入した作品のデータのみをSDカードへ保存できるサービスもあります。慌てずに利用方法をチェックしておきましょう。

 

保存可能な電子書籍ストア

  • Amazon Kindle
  • BOOK☆WALKER
  • 楽天kobo
  • コミックシーモア
  • Reader Store
  • DMMブックス
  • honto
  • ブックライブ

 

電子書籍をSDカードに保存する手順・方法

それでは、実際に電子書籍をSDカードに保存する手順をご紹介します。といっても方法は簡単で、デバイスにSDカードを認識させ、それぞれのサービスから保存先を変更するのみです。また一番最初にしておきたい事は以下の通りです。

 

  • Androidデバイスの電源を落とし、SDカードを挿入
  • デバイスの「設定」→「ストレージ」でSDカードが認識されているか確認

 

そもそもSDカードが認識されていないと保存することが出来ませんので、先にきちんと保存できる状態になっているかどうか調べておくといいでしょう。それでは続いて実際保存をする手順ですが「楽天kobo」と「BOOK☆WALKER」では、以下の流れで作業します。

 

楽天koboの電子書籍をSDカードに保存する手順

STEP.1
楽天Koboアプリを開き、メニューよりアカウント設定を選択
画面左上に三本線のメニューがあるのでタップしてメニューを開きましょう。
STEP.2
「本の保存先を設定」を押す
SDカードが挿入している状態なら、SDカードの項目が表示されていると思います。
STEP.3
SDカードを選び保存先を変更を押す
最後に保存先の変更を設定して完了です!

 

BOOK☆WALKERの電子書籍をSDカードに保存する手順

STEP.1
BOOK☆WALKERアプリを開き、設定ボタンを押します
画面左上に三本線のメニューがあるのでタップしてメニューを開きましょう。
STEP.2
アプリ設定より本の保存先を設定を選択
保存先を押すとSDカードの項目が表示されていると思います。

STEP.3
保存先を選択すればOK
保存先を変更すれば完了です!

 

ほとんどのサービスでは、このように順番にボタンを押していくのみでOKです。気軽な気持ちで試してみてください。

 

電子書籍をSDカードに保存できない時の対処法

自分の使っている電子書籍ストアがSDカードに対応していなかったり、対応しているはずなのになぜか利用できなかったり、また対応しているが保存するのが面倒など、残念ながら電子書籍を保存できなかった場合は以下の2つの対処方法があります。

 

必要な電子書籍のデータのみ残す

これまでに読み終わった作品を一度消すなど、端末に保存しているデータを減らす方法です。一部の例外を除いて、電子書籍はデバイスから消したとしても購入した事実は消えませんので、読みたい時には購入サイトを訪れて再ダウンロードしましょう。

 

そうすれば少し面倒ですが、いつでも購入した書籍を閲覧できます。特別にお気に入りの作品以外は、読み終わったら一度消すように習慣付ければ、少ない容量でもやりくりしやすくなりますよ。

 

ブラウザビューアを積極的に活用する

格安スマホを使っているなどどうしても容量の厳しい方は、サイト上でそのまま読めるブラウザビューアで読むのも手です。ブラウザビューアなら通信環境こそ必要なものの、端末に作品をダウンロードしないため、容量を気にせずに読めます。

 

SDカードへの保存と同様に、近頃はブラウザビューア対応しているサービスも一般的です。まずは、自分の使っているサイトのヘルプを確認してみましょう。

 

SDカードに電子書籍を保存する際の注意点

紛失や破損に注意する

もっとも気をつけておきたいのは、SDカードの破損&紛失です。SDカードはとても小さく、ついつい適当な場所に置いてしまって、踏んだり無くしたりするケースが後を絶ちません。一度紛失してしまうと、再度ダウンロードをしないといけないのです。

 

時間やデータ通信量など何かと手間がかかるので勿体ないですね。大きめな容量のSDカードを選び、そもそもデバイスに入れっぱなしで利用するなど、紛失&破損への対策は欠かさないようにしましょう。

 

電源を切った状態で抜き差しする

SDカードの抜き差しをする際には、デバイスの電源を切っておくことも大切です。電源を切っていない状態で抜き差しすると、デバイスにうまく認識されなくなったり、ときには保存しているデータが消えてしまったりする恐れがあります。

 

意外と軽視されがちですが、必ず正しい手順を守りましょう。

 

SDカードはずっと使えない

SDカードは10年や20年も持つアイテムではなく、消耗品だと理解しておくことも重要です。SDカードの寿命はおおよそ3年といわれており、実際は普通に5年など使える耐久性はありますが、ハードディスクと同じでいつ壊れるか分かりません。

 

いざという時のために、小まめにバックアップを取ったり、壊れる前に新しいSDカードを購入したりといった工夫は欠かさないようにしましょう。

 

SDカードの保存データは基本共有できない

ありがちな誤解として、SDカードに電子書籍のデータを保存しても、別のアプリで読めるようにはなりません。たとえばストアAで購入した作品を、SDカードに保存することでストアBのアプリで読む、といったことは不可能です。

 

あくまでも、SDカードに保存する目的としては、端末本体の容量が不足した時の補助的な役割と思っていただけたらと思います。容量に左右されず電子書籍を楽しむための方法として覚えておいてください。

 

まとめ

この記事では電子書籍をSDカードに保存する方法について、SDカードの選び方や各種注意点とあわせてご紹介しました。SDカードは1000円程度の予算でも手に入るうえに、電子書籍のデータを保存する方法など使い方も簡単です。

 

またアイフォンの場合はSDカードが利用できないので注意しましょう。端末の容量不足に悩まされている方は、ぜひこの記事を参考に挑戦してみてください。

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