電子書籍のカラー版は不人気!?意外な声が続出する理由とは

電子書籍を日頃から親しむ人も増えていますが、電子書籍の中にはカラー版があるのをご存じでしょうか?普段から電子書籍を読まない人は、何のことか分からない人もいるかもしれませんが、これはそのままの意味である、色がついている電子書籍を指します。

 

カラー版の電子書籍とは、元々色が付いた紙面や写真が載った雑誌や写真集、文章が中心の小説などではなく、主に漫画に色がついたものを電子書籍のカラー版と捉える方が多いです。もちろん、電子書籍のカラー版は一部の箇所だけがカラーではありません。

 

全編にわたって色付となっている「フルカラー版」というのが多く、アニメを観ているような感じで漫画を読めるという訳です。では元々モノクロであることがほとんどである漫画ですが、電子書籍で漫画を読んでいる方が多い現在、カラー版の漫画は人気があるのでしょうか?

 

実際、カラー版の電子書籍は様々な声がありますので、今回はカラー版の電子書籍について色々と調べてみました。興味があればご覧ください!

 

電子書籍のカラー版の特長とは

カラー版の電子書籍の特長とは何でしょう。内容は変わらず着色された書籍ですが、意外と夢中になれることもあるのです。以下、その魅力についてご紹介します。

 

白黒で味わえない迫力がある

 

全編に色がついたことで、まるでアニメのように読めることがあげられます。正に漫画に動きがついたかのような迫力のあるシーンが読めるのです。その他、人物の表現など漫画では気づきにくい箇所も、カラー版だとアニメ並みに分かりやすくなることもあります。

 

もちろん白黒でも迫力が高く描かれているシーンもありますが、そのようなシーンではより一層迫力があるシーンになった、という感じが魅力的です。モノクロでは分かりづらいような細かい部分までしっかりと分かるようになる、という感じですね。

 

読み応えが感じられ没入感が高い

カラー版になったことで読み応えが増し、没入感が高くなる方も多いです。モノクロでは様々なシーンなどを適当に読んでいたコミックも、カラー版ならばいつの間にかじっくり読んでしまう、ということも結構あり、また違った楽しみ方が出来るようになります。

 

カラー漫画になったことで、今までよりもさらにストーリーをより一層理解できる一助になり得ることも。週刊漫画誌では、巻頭だけカラー漫画ということも多いですが、それを読むときじっくりと読んでしまう人は、カラー版にかなり没入できるでしょう。

 

紙とは違い劣化しない

たまに紙書籍でもカラー版が発行されていたりします。冒頭のみカラーなど、紙書籍では一部のみカラー化、という場合が多いかもしれませんが、残念な点として紙の書籍は劣化があります。長期保管する場合など、とても気を遣わないと経年劣化により状態が悪くなってしまいます。

 

その反面、電子書籍は劣化することがないので、いつまでもきれいなままでカラー版を読むことができ、漫画の内容が損なわれることはないでしょう。劣化するのは書籍ではなく、端末の方が劣化しますが端末は変えるだけでOKですので特に問題ないでしょう。

 

セミカラー版の電子書籍とは?
フルカラー版とセミカラー版では使っているインクの数が違います。セミカラー版ではフルカラー版よりも使っている色が少なくなっているので、どうしてもフルカラー版に比べると表現的に劣ってしまいます。
しかし漫画によっては良く着色出来ている書籍もあるので、一度試し読みなどで読んでみるといいでしょう。色の多彩な表現という意味では、白黒 < セミカラー < フルカラーという順番になります。

 

電子書籍はカラーでなくてもいい、という声も多い

漫画とは日本の文化でもあり漫画が好きな方は本当に多いです。そんな中、電子書籍がカラーとなり漫画もカラー版が主流になっていくと思われた方も多いと思いますが、実際はまだまだ普及していません。不人気という訳ではないのですが、まだ人気作品のみカラー化されているような感じです。

 

約10年前にはすでにカラー漫画があったのにも関わらず、どうしてそれほど普及しないのでしょうか?漫画を読むときモノクロでも問題ない人も多いですよね。そこで考察も加えその理由を紹介したいと思います。

 

普通にモノクロでも読みやすい

今でも主流はモノクロの漫画です。ではモノクロの漫画は読みにくいのか?となりますがカラー版と比較しても読みにくい、ということはなく普通に読みやすいです。モノクロだから漫画が読みにくい、という声もネットではほとんど見かけません。

 

ですのでわざわざカラー版と買ってまで読む必要がない、ということが理由としてあると思われます。しかも後述しますがカラー版の電子書籍は高いというデメリットも含まれていますので、このことも関係しているでしょう。

 

漫画の良さが失われるという声がある

元々日本の漫画は昔から現在でもほとんどモノクロであることが普通です。漫画がモノクロであることが廃れないのは、それに良さがあるからと言う意見も見られます。漫画には、モノクロ故の線や表情の描写テクニックやスクリーントーンなど独特の味わいがあります。

 

そこが漫画の良さと言うことができるかもしれません。よって、カラー版になるとそこが失われて楽しめないのでは?というわけです。

 

カラーじゃなくても想像で分かるから

漫画に登場するキャラクターはもちろん、背景などに色がついていなくても大体想像で分かるので、いちいち気にしないという意見もあります。確かに、そもそも漫画を読むときに、いちいち色を意識して読むことはないかもしれません。

 

また、自分で背景の色などを想像して漫画を読む、ということが良いのでモノクロの漫画の方が良い、という声もあります。その他、アニメ化されている漫画などは、読むときに頭の中で色が自動的に想像できることも多いでしょう。

 

以上、このような声がネット上では多く、実際、紙の本と電子書籍の売り上げを比べると、依然としてまだ紙の漫画の方がシェアが多いです。そのようなことを踏まえると、漫画はまだまだ白黒がメインでカラー版がスタンダードあることは言い難いでしょう。

 

カラー版ではなく、モノクロの紙の漫画でいいという人の方が多いと言えると思いますが、ジャンルによってはカラー版の方が良い、というジャンルがあります。それは「オトナ」ジャンルの漫画です。

 

オトナ漫画はカラーコミックが多い

どんな漫画にカラー版が多いのかですが、現行の子どもたちが読んでいる漫画にはカラー版が少ない印象で、漫画のカラー版が多いのは青年誌に連載されているようなオトナ漫画が多い感じです。

 

もちろんオトナ漫画のジャンルにおいてもモノクロ版も多いですが、一般的なジャンルと比べると多いのが目立つような感じです。そう考えると、電子書籍のカラー版は大人に人気と需要があるとも言えるかもしれません。

 

カラー版とモノクロ版の漫画で異なる部分は?

ここで、電子書籍の漫画でモノクロ版とカラー版の具体的な違いを見てみましょう。ざっと見ると、やはりカラー版の方が不利な面が多いですが、カラー漫画でしか味わえない良さなどもありますので、カラー漫画がダメという訳ではありません。

 

漫画の値段

値段はカラー版の方が割高です。作品にもよりますが、約50円~150円程カラー版の方が高いです。例えば、アマゾンキンドルで販売中のドラゴンボール第1巻では、モノクロ版が460円に対して、フルカラー版の電子書籍なら518円に設定されています。

 

他の電子書籍ストアでも同じような価格となっており、カラー版の方が値段において高くなっていますので、電子書籍で大量の本をカラー版で集めたい方は、モノクロ版に比べて割高となりますが、カラー版の迫力に比べたら、それぐらいの値段の差は気にしないという人もいます。

 

ファイルサイズが異なる

やはりカラー版の方がファイルサイズが大きいです。およそ約2割以上カラー版の方が大きくなります。そのため、モノクロ版以上にストレージの容量が必要となるので、カラー版をたくさんダウンロードするときは、外部メディアなどを用意した方がよいかもしれません。

 

例えば以下はワンピースのファイルサイズとなります。モノクロとカラーではファイルサイズに大きな違いがありますので、気になる方は漫画を購入する前に見ておくことをお勧めします。

 

モノクロ版(アマゾン)

 

カラー版(アマゾン)

 

また外部メディアなどを用意できない場合は、書籍を購入後ストアの本棚などからブラウザ読みするといいでしょう。端末にデータをダウンロードしない方法となりデータ通信が必要となりますが、容量を気にしないでも済みますのでお勧めです。

 

カラー漫画は一部の書籍のみ販売

上述していますが、現在でも全ての電子コミックにカラー版が用意されているわけではありません。と言うより、カラー版がある漫画の方が少ないのが現状です。主にメジャー作品と呼ばれている、大手出版社の漫画の一部作品においてカラー化されている傾向があります。

 

よって、人によっては好きな漫画にカラー版がないことも多いでしょう。

 

カラー版の販売は時間がかかる

基本的に電子書籍ではモノクロ版の販売が先で、後でカラー版が発売されるという流れになっている場合が多く、カラー版が販売されるまでかなり時間がかかる、というケースもありますし、カラー版が販売されない場合もありますので注意が必要です。

 

例えば大人気の漫画作品の「鬼滅の刃」は2022/1月現在、まだカラー版が販売されていません。作者の意向もあるかもしれませんが、このようにカラー版が出るまで遅かったり、また販売がされるかどうか分からないので、読みたい漫画があればモノクロ版で読んでおく方がいいでしょう。

 

電子書籍リーダーはカラー漫画が読めない!?
電子書籍を読むために特化した電子書籍リーダーという端末がありますが、その端末の中にはカラー漫画が読めないものもあります。電子書籍リーダーは、目に優しい仕様なのでモノクロ表示しかできないものが多いのがその理由です。

最近はカラー対応した機種なども出てきていますが、まだまだカラー対応のリーダーは少ないのが現状です。電子書籍リーダーはKindleなどがありますが、カラー版をたくさん読みたいときは買う前に調べておいた方がよいでしょう。

大画面でカラー版を楽しみたいのならば、やはりタブレットがおすすめですね。もしくはスマホなどでもカラーコミックは読めるので、大画面でなくても良い、という方はスマホで読むといいでしょう。

 

まとめ

以上のように、電子書籍のカラー版について見てきました。現状では不人気という訳ではなく、、カラー版は人を選ぶので誰しもおすすめの電子書籍コミックではないとも言えそうです。また、まだまだカラー化していない作品が多いのも、普及しない理由の一つとなってそうです。

 

カラー版の選択肢が多くないので、さらに読み始めるのにハードルが高いとも考えられます。ただ、カラー版を読んでみてはまる人も多いので、子ども時代に何回も読んで好きだったコミックのカラー版をまず読んでみると新鮮な感じがすると思いますのでお勧めです。

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